

発展途上な大熊町で、滞在しながら地域の方々と交流し、復興の兆しとなるような作品を作りませんか?
実際に帰還困難区域も視察して、過去・現在の大熊町に触れながら、未来の大熊町についての作品制作・SNS発信をしてくれる若手アーティストを募集します。
福島県大熊町について
町内に福島第一原発が立地し、東日本大震災から10年が経つ今でも帰還困難区域を抱えています。
そんな中でも、2019年5月に大熊町新庁舎が開庁し、2020年3月にはJR常磐線大野駅が営業を再開。
2021年春には商業施設がオープンし、2022年~24年にかけてインキュベーション施設や工業団地等も整備されていきます。
これからは大熊町とソトを繋げるような地域資源の創出とそれらを担うアーティストが今まさに必要とされています。
パレットおおくまについて
昨年12月に開催された「第二回おおくまハチドリプロジェクト」にてグランプリを受賞した事業アイデアです。
「新進気鋭な若手アーティスト10名による滞在制作と、それらを町中に展示する芸術祭の開催により大熊町の知名度向上と関係人口の創造を実現」に向けた第一歩として本イベントを開催します。
「大熊町×いちご×未来」
大熊町では令和元年8月からいちごの生産が始まりました。
福島県大熊町のいちご農園、ネクサスファームおおくまでは周年栽培を行っており、福島県大熊町の復興シンボルとして、まちの復興計画に貢献しています。
そのような町の産業を支える「いちご」に題材しながら大熊町の未来について考えるきっかけと、今後の発展を願う作品になることを期待します。
実施概要
参加対象者:
・現代芸術などの分野で活動されている原則18歳以上の方
・滞在制作の様子を指定のSNSアカウントから投稿できること
・スタッフと問題なくコミュニケーションが取れること
募集人数:1名
滞在支援金:
・上限20 万円(交通費、宿泊費、制作活動に必要な画材費など)
・上限を超える場合は、アーティスト負担とする。
滞在期間:2022年2月15日~3月15日の間で6泊7日~13泊14日
宿泊場所:
アーティストは、主催者が確保した大熊町周辺の旅館・民宿に宿泊する。宿泊費は、滞在支援金に含まれる。