福島県大熊町について
町内に福島第一原発が立地し、東日本大震災から10年が経つ今でも帰還困難区域を抱えています。
そんな中でも、2019年5月に大熊町新庁舎が開庁し、2020年3月にはJR常磐線大野駅が営業を再開。
2021年春には商業施設がオープンし、2022年~24年にかけてインキュベーション施設や工業団地等も整備されていきます。
今まさに大熊町は震災からの復興の途上であり、マイナスをプラスに変えていくアイデアが求められています。
おおくまハチドリプロジェクトについて
全国から集まった学生が、大熊町の課題やビジョンを聞き、現地を訪れた上で「これからの大熊町」を提案するアイデアソンプログラムです。
*アイデア発表会終了後も希望者は引き続き事業化プログラムにご参加いただきます。
申し込みはコチラ
https://forms.gle/axsV6mQ3LjL5XGZb6
実施概要
参加対象者
高校生以上の生徒・学生(16~25歳)
募集定員
20〜30名(合計5〜9グループ)
※応募締め切り状況は参加申込フォームにてご確認ください
参加費・交通費
無料
*関東圏内居住者は東京駅までは交通費自己負担。東京駅から貸切バスを使用して大熊町で行う「現地見学会」「最終発表会」に参加します
*地方からの参加者は東京駅もしくは大野駅(大熊町現地最寄駅)までの交通費補助あり(詳細はエントリー後にお伝えします)
募集期間
2021年9月15日(水)~2021年10月15日(金)
申込フォーム
https://forms.gle/axsV6mQ3LjL5XGZb6
プログラム実施期間
2021年10月16日(土)~3月中旬
※発表会以外の詳細日時はグループごとに異なります
メンター紹介
■ プロフィール
1994年生、27歳。
大学3年次の就活をキッカケに、今の就活市場や採用の在り方に疑問を持ち、2016年学生団体設立。
1年間で、東京・名古屋・福岡と全国3拠点まで拡大し、その後法人化し、Acroforce株式会社を設立。
これまで5年間で、優秀層10000名の就活・キャリア支援と、優良ベンチャー150社の採用支援を行なった。
現在は、新卒マッチングサービスだけでなく、複数事業を展開。
■ 会社情報
Acroforce株式会社(https://acroforce.co.jp/)
■ 事業内容
Growth Stage(https://growthstage.jp/)
ZEROWORKS(https://www.zeroworks.biz/)
インスタメディア ビジョビジョ(https://www.instagram.com/b.j__b.j/?hl=ja)
■ プロフィール
1995年生、26歳。
高校時代に地元で紀伊半島大水害により被災したことがきっかけで、災害リスクの低い山づくりをしたいと思うようになり、現在は災害リスクの低い山づくりを目指し設立した(株)ソマノベースの代表取締役をつとめる。
育てた苗木が木材製品として戻ってくる、購入者が山づくりに参加できる新しい形の観葉植物「MODRINAE」を発表し、林野庁補助事業のWood Change Awardにてブロンズ賞を獲得、その後同製品にてクラウドファンディングを成功させる。
大学時代からソーシャルビジネスに関わる活動をしていたこともあり、社会課題を解決していくビジネスにとても関心があり、林業を通して防災をしていくことはもちろん、大好きな地元和歌山県に関わる人を増やすことを目指す。
造林業を営む(株)中川のフォレストワーカーとしても勤務。
■ 会社情報
株式会社ソマノベース(https://somanobase.com/)
■その他の受賞歴■
Sustainable Forest Action 2020 優勝
■メディア掲載情報
テレビ
・NHK「ぎゅぎゅっと和歌山」「ほっとニュース関西」「おはよう日本」
YouTube
・イナズマロックドリームTV ※2回出演
新聞・雑誌
・紀伊民報
・ニュース和歌山
・Pen
・林政ニュース
など多数
事務局紹介
■ プロフィール
1997年生、24歳。
「自分の人生を1からデザインする楽しさで溢れる社会」を目指す「一般社団法人ことば」理事。 法人では子ども交流事業「僕らの夏休みProject」の代表を務めている。
自身の自殺未遂、不登校、大学自主退学などの経験から、幼少期の異世代交流 ・自己肯定感 ・進路指導のあり方などに関心を持ち、現在は子ども交流事業を中心に社会教育事業などにも取り組んでいる。
■主な実績
2017年
・「第33回キワニスクラブ青少年教育賞」最優秀賞
2018年
・「土佐の日2018〜第14回INF全国大会シンポジウム」パネリスト
・盛岡市立松園中学校:総合的な学習の時間にてボランティア活動と進路選択について講義
・進路相談イベント「僕らの出張ミライ会議」開催
2019年・NPO法人キーデザイン「生き方の学校 13時限目」出演
プログラム内容
①事前勉強会
オンラインにて、大熊町役場の方と参加者をつなぎ、見学会の事前レクチャーを実施!町全体の方針や取り組み、現状の活用できる資産や現状の町の課題、そして名産や過去の取り組みなどを学び、現地見学会へ備えます。
②大熊町の現地見学会
現地調査のためのバスツアーを開催。現地見学の後にはチーム分けを行います。
現地までの交通費は無料(関東の学生は東京駅発着バス、その他地域は交通費を負担)震災復興の現場を自分の五感を使い、感じとり新たな気づきへ繋げます。
現地見学後から企画立案を実施予定です。
③大熊町の町民の方々との対話セッション(オンライン)
大熊町の町民の方とのオンライン対話セッションを行うことで、町民の方のニーズや考えたり思っていたりすることを共有いただき、町民の方と一緒につくり上げる実現可能性の高い提案内容へと落とし込みます。
また、地元企業との意見交換会を行うことで、コラボレーションを模索するなど、実現可能性を高めます。
④発展のための企画立案
企画ブラッシュアップ期間を設け、メンターが企画立案のサポートを行うだけではなく、最終プレゼンに向けたプレゼンブラッシュアップセミナーも用意しています。
⑤最終発表会
日程:令和3年12月19日(日)
~JAPAN CHALLENGER AWARD for youth@大熊町~
最終発表会で各チームの企画をプレゼンテーションします。他のチームの考え方や視点からはまちづくりの多様性を学び、町長や役場職員のコメントからは予算や継続性など現実の事業の進め方を学ぶことができます。
優秀賞に選ばれた企画は事業化プログラムとして推進されます。
⑥参加報告書の提出
参加しての気づきや個人的なアイデアを報告書にまとめ、提出し、プログラム修了です。
マイナスからプラスへと変わり始めている大熊町。
新しい時代の先駆者になるのは君だ!
申込はコチラ:https://forms.gle/axsV6mQ3LjL5XGZb6
事業化プログラム
優秀賞に選ばれた企画向けに実際に事業化までサポートするプログラムです。
プログラム詳細
①企画実現に向けた参加者の募集
日程:令和 3 年 12 月 20 日〜12 月 28 日
発表案の中で、実現した際の社会的意義、実現可能性の高さを考慮し、 実際に取り組む事業を決定し、継続してプロジェクトを推進します。
②事業化に向けた打ち合わせ(合宿)
日程:令和 4 年 1 月 5日・6日(仮)
主体的に関わる学生を集め、ビジネスアイデアをビジネスモデルに煮詰め、実行できる形へとアウトプットする。
都内での合宿を想定していますが、状況によっては現地見学 1 日+複数日に分けての打ち合わせ になる可能性もあります。
③プロジェクト(事業)の企画
日程:令和 4 年 1 月 15 日〜1 月 31 日
上記で煮詰めたビジネスモデルを、細かい事業企画に落とし込む企画ミーティングを数回実施します。
大熊町の関係者などへの挨拶も行い、次の実行フェーズへとつなげます。
④プロジェクト(事業)の実行
日程:令和 4 年 2 月 1 日〜2 月 28 日
上記で企画した内容を実行に移します。
*継続的に事業を行うことを目標とするものの、テストランや地元事業者との協業として形にすることも考慮します。
⑤プロジェクト(事業)の報告
日程:令和 4 年 3 月中旬頃
実際に事業を回した経験から感じたこと等を、大熊町に報告します。
主催:おおくまハチドリ協議会 運営:株式会社Oriai